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巨人の肩に立つ(2012年の抱負)

ぼくはいわゆる"今年の抱負"というのを決めたことがないです。細かいことを決めると、色々あって結局しないだろうし、大きな目標にしても、大抵は決まりきっていたので掲げるほどでもありませんでした。ところが、今年くらいからは、さて今年は何をやろうかという心境になってきたので、"今年の抱負"というものを設定することにしました。それは「巨人の肩に立つ」です。

正確な意味は分かっている自信はありませんが、「更に自分で何かを加えて、先人の成果を更に活かす」というような意味として今の場合は使っています。このような事はずっとしたかったのですが、そのためには先人の成果を深く理解する必要があると思っています。

2011年は、ひたすら先人の成果を理解することに時間を割いていました。具体的にはオープンソースソースコードを読んで、再開発して自分の理解が正しいかどうかを確かめていました。本当は、OSS開発に参加できたら良いとは思いますが、それには至りませんでした。どのように動作しているか分からないからです。また分かったとしても、参加することは難しいと思います。どうしたらOSS開発できるようになるかはさだかではありませんが、最近自分がやりたいことはOSS開発に参加することに限らないことも分かってきました。もっと抽象的に、OSSを活かすようなことがしたいのかなと思います。妥協とも言えますが、それならばOSSを利用してアプリケーションを作ったりするとか、そういったことでも良いわけです。

OSSに関することに集中して言いましたが、書籍なども先人の成果です。例えば「自分で何かを加えて、書籍を活かす」ようなつもりで、ぼくは2011年12月末から「Hello Algorithm」というwebアプリケーションを作っています。Hello Algorithmは、数学ガール-乱択アルゴリズム-に登場するプログラミング言語を動作させるWebアプリケーションです。「Hello Algorithm」は書籍にある情報には踏み込みません。「Hello Algorithm」は実行環境を提供します。アルゴリズムの解析を助けるツールを提供したいとも思っています。手始めとして、プログラムの実行された順序を示す機能を実装しています。どのような機能を追加するかは事前に予告することはできませんが、アルゴリズムを解析する助けとなる機能を追加していきたいと思っています。

このように言ってしまうと、「Hello Algorithm」は数学ガールの読者のみに向けたサービスのように聴こえますが、それは違います。もし「Hello Algorithm」が真に価値あるものになれば、単独で使ってもアルゴリズムを解析するツールとして使えるはずです。

分かりにくい文章ですが、端的に言えば、2012年は「Hello Algorithm」のような活動をしていきたいと思っています。もしかしたら「Hello Algorithm」だけかもしれませんし、そうではないかもしれません。前もって未来のことは分かりませんが、そのような心積りで2012年を過ごしたいと思います。