2011-01-01から1年間の記事一覧

数学ガールに登場する擬似コード風のプログラミング言語が実行できるwebアプリを作り始めました

なんで作り始めたのかとか、色々説明したいと思いますが、とりあえずデモ動画を貼りつけておきます。 アプリ名前は「Hello Algorithm」で、urlはhttp://helloalgorithm-nnabeyang.dotcloud.com/です。 ステータス 僕自身が"Hello Algorithm"を使って実装した…

2011年を振り返る

5月 C/C++のポータブルな実行環境としてのGoogle NaCl はてなブログは5月13日から始めたようです。実はこれが一番ブクマされた 記事です。たしかこの日にグーグルのイベントがあってNaClってのが旬だったという ことが大きいと思います。当時はNaClはflagを…

dotcloudを使ってみた

一つ前の記事で紹介した"Tour of BASIC"をdotcloud上にアップしてみました。 使い方については動画を見たら分かるかと思うので、再掲しておきます。 動画: url:http://hellobasic-nnabeyang.dotcloud.com/index.html

Basic言語のインタプリタのwebuiを作ってみた

こんな感じです。 とは言っても"Tour of Go"をいじってGoの代わりにPLYに入ってたBASIC言語を実行するように変えただけなんですけれども(serverもpythonに変えた)。

PLYの中にBASIC処理系が入ってた

PLYはPython製のlexer,yaccなんですが、その中のexampleとしてBASIC処理系が入っていました。BASIC言語はさわった事が無かったので、次のようなシェルを作って遊んでみました。一応、viとも連携してファイルを編集(edit_ fpath)、削除(rm fpath)、そしてBASI…

linear searchのloop不変式について考えてみた。

リニアサーチは配列arrayからある値valueのある位置(インデックス)の最小値を返します。もしarrayの中にvalueが無ければNoneを返します。このときのloop不変式としては、loopをlower [ループ前] array[lower:upper+1]=array[0:len(array)+1]=arrayなので、成…

cmdモジュールでファイルパスを補完(readline)

コマンドラインツールを作るとき、外部ファイルを読みだしてゴニョゴニョすることが多々あるかと思いますが、そんなとき、ファイルパスを補完するように書かないと、正直使えません。Pythonのcmd.Cmdを継承すると、そういうことが簡単にできます。そういうこ…

wsgiで静的ファイルを扱うサーバーを書く

タイトルの通り、SimpleHTTPServerのように動くwsgi的なアプリケーションを書きました。HTTPRequestHandlerの部分が少し癖があるので、標準のハンドラではこのアプリケーションは動かないと思います。あとはエラー処理もしていないですね。 #!/usr/bin/env p…

webブラウザからのリクエストを書き出す

前回書いたHTTPRequestHandlerのhandleメソッドを次のように書き直して、ブラウザから送られてくるリクエストを調べるツール?を作ってみました。JavaScriptの場合とかも試してみたいとも思いますが、今回はHTMLのフォームからPOSTメソッドでリクエストを送…

HTTPリクエストハンドラ:ディレクトリ一覧

HTTPリクエストハンドラにディレクトリ一覧機能だけ追加 import StringIO .. def send_head(self): path = "." + self.path if os.path.isdir(path): return self.list_directory(path) .. def list_directory(self, path): f = StringIO.StringIO() f.write…

HTTPリクエストハンドラを書く

PythonのSimpleHTTPServerはクライアントからのreqestを受け取るとそれをRequestHandlerClassに渡してインスタンス化します。これはSocketServerモジュール中のBaseServerを見ると分かります。 def finish_request(self, request, client_address): """Finis…

HTTPリクエストのモックを作る

SimpleHTTPRequestHandlerを利用してHTTPリクエストのモック(MockConnection)を作りました。というのはたぶん奇妙な言い方で、SimpleHTTPRequestHandlerの動作を確認してみました。 #!/usr/bin/env python2.6 import unittest from test import test_support…

symfony1.4でhello, world

symfony1.4のインストールはPractial Symfonyの1日目の通りにすれば出来ます。ここでは"Hello, World"とだけ出すモジュールを作って、URLルーチンとそのテスト(機能テスト)をすることを目指します。つくるものはCodeZineにあるやつのアップデート版と考えて…

QuickCheckも動かす:test-framework

Haskellを使う段階においては、HUnitよりもQuickCheckが必要なんじゃないかと思います。だから本当はQuickCheck用のテストと少しのHUnitテストを書くことになると思うのですが、これを同時に扱うライブラリにtest-frameworkがあります。まず挿入ソートを前の…

HUnitの使い方(2)

MyTreeモジュールをHUnitでテストしながら作ってみます。ここの文章を読めば、HaskellでHUnitを使いながらモジュールを作る方法が分かります。ではまずテストを作ります。 $ghci GHCi, version 6.10.1: http://www.haskell.org/ghc/ :? for help Loading pac…

Hugsにエディタを設定する

hugs上で":e "するとを開いて編集できるので、とても便利です(二回目以降は":e"だけで以前のファイルを開くようです)。 hugsは":s -Evi"とすると、viをエディタに設定できますが、この設定は一時的なものです。 hugsは環境変数EDITORに設定されているエデ…

HUnitの使い方(1)

HUnitをとりあえず実行してみました。次回、モジュールをテストする方法も説明するつもりです。まずghciを立ち上げてwasrun.hsを作ります。 noriaki@noriaki-laptop:~$ ghci GHCi, version 6.10.1: http://www.haskell.org/ghc/ :? for help Loading package…

コルーチン化によって関数のテスト可能性を高める

マージソートみたいな関数は、テストが書きにくいと思います。マージソートを書くときはだいたい下のようにprintで書きだして、動いているか見ながらプログラムを書くような感じになると思います。 def MergeSort0(data, l=0, r=None): if r is None: r = le…

PySQL

バグバグですが、githubに置きました(https://github.com/nnabeyang/pysql/tree/)。 git clone git@github.com:nnabeyang/pysql.git でリポジトリが得られます。READMEに書き忘れましたが、現在bitstringを使っています。

パッケージを作る

パッケージの作る方法は「Goコードの書き方」にあります。これに従って、Makefileを作ります。my_sort.goにmysortパッケージを作るとすると、Makefileは include $(GOROOT)/src/Make.incTARG=mysort GOFILES=\ my_sort.go\include $(GOROOT)/src/Make.pkg と…

パッケージ利用者から参照可能なシンボル

golangは、Cとも違うし、C++, Javaなどとも少し毛色が違った言語のような気がするので、触りはじめました。とは言っても、オブジェクト指向プログラミングもできるようなので、とっつきやすいとも思います。パッケージsortの中身を見ると、insertionSort, qu…

rangeの文字版c_rangeを書いた(binasciiの使用例)

Python Learners!で教えて貰ったのですが、rubyだと"('!' .. '?').each{ |e| print e, ' ' }"で、"! \ " # $ % & ' ( ) * + , - . / 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 : ; ?"を書きだすことができるんだとか。rubyは数字も文字の場合も扱えるのでPythonのrangeより賢いじ…

PySQLite(2)

読み書き部分は完成しました。モジュールとして使うときは、次のように使います。 #!/usr/bin/env python2.6 # -*- coding: utf-8 -*- import unittest import os from pysql import * class DBTests(unittest.TestCase): def test_create_table(self): if o…

PySQLite(1)

以前からSQLite3のdbファイルを読み込むプログラムを書いていますが、それに書きこむ機能も追加しています。とりあえずPySQLiteと呼んでいます。まだ、レコードの大きさに制限がありますが、書き込みができるようになりました(削除とアップデートはまだでき…

sqliteのデータベースファイルを読み込む(3)[LIMITの実装]

前回のソースコードにDBクラスを追加しました。LIMIT offset, limit句はcursorをoffsetまで進めて、limit回値を返します。つまりoffset回だけ、cursorを動かすことになるので、offsetを設定してもそれだけのコストはかかります。また、cursorのレベルで見れ…

sqliteのデータベースファイルを読み込む(2)

sqliteのdbファイルを読み込むpythonスクリプトを書いています。読み込むことがある程度できるようになったら、書き込みもできるようにもしたいです。前回から変わったところはselect文みたいにカラムを指定する(現在は何番目のカラムかを数字で指定する)こ…

sqliteのデータベースファイルを読み込む

前回から大きく変わったところはないですが、sqlite_master以外のテーブルも読み込むように変更しました。以前のようにデータベースファイルだけ指定すると、sqlite_masterのレコードが標準出力されます。 $./select.py test.db (1, 'table', 'Products', 'P…

sqlite_masterの中身を読み込む(2)

前回のものはページタイプ(INTKEY|LEAF_DATA|LEAF)のときのみ読み込めるスクリプトでしたが、ページタイプが(INTKEY|LEAF_DATA)のときも読み込めるように変更しました。例えばtracのデータベースファイルを読み込んでみると、次のように表示されます。 rowid…

bitstringを使ってみた

$ sqlite3 test.db SQLite version 3.7.7.1 2011-06-28 17:39:05 Enter ".help" for instructions Enter SQL statements terminated with a ";" sqlite> CREATE TABLE Products(name text, price integer, locale text); sqlite> CREATE TABLE People(name t…

sqlite_masterの中身を読み込む(1)

うまくいくときと、いかないときがあるのですが、sqlite_masterに書かれた内容を標準出力するプログラムを書きました(また直ったら更新すると思います)。現在のところは,リーフページのみ読み込めるのみです。まず読み込むためのsqlite3を使って読み込むファ…